鶏むね肉の簡単コンフィ
コンフィはフランス料理の手法で油につけてじっくり火を通す調理法で、食材の保存方法として古くから用いられてきました。
こちらは、手に入りやすくお手頃な鶏むね肉を用いて、作り置きもアレンジも出来るコンフィです。
<材料>作りやすい分量
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作り方
- 1鶏むね肉にフォークで刺して穴をあけ、大きいものは縦に3つ、小さ目のものは縦半分に切り、にんにくは皮をむきスライスします。
- 2塩、上白糖、こしょうを全体にすり込み、室温で20〜30分おきます。
- 3厚手の鍋に鶏肉を並べにんにくを入れ、肉がかぶる程度オリーブ油を注ぎます。
- 4蓋をして中火にかけます。蒸気が出てきたら蓋をあけ肉を裏返します。
- 5蓋をして弱火にし4〜5分加熱します。
- 6火を止め、冷めるまでそのままおけば出来上がりです。
- ※保存容器に入れ冷蔵庫で3〜4日は持ちます。
- ※調理に際にローリエやローズマリーなどのハーブ、鷹の爪を入れるのもおすすめです。
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【アレンジ】
・カットして並べたら、マスタードを添えてオードブルスタイルで。
・食べやすい大きさに切ってオイルごとパスタに絡めたら、オイルパスタの完成!
・細かくほぐしてマヨネーズであえてサンドイッチの具材に。 -
【砂糖の豆知識】
砂糖の性質の中で第一に挙げられるのが、水によく溶ける「親水力」です。砂糖は分子の構造上、水分子と結合しやすく、
まわりから強引に水分を取って抱え込もうとする作用「脱水性」と、一度抱え込んだ水を離さない「保水性」を発揮します。
肉にあらかじめ砂糖をもみ込んでおくと、肉が柔らかくなるのはこの親水力が発揮されているためです。